カフェ・ドルチェ 上映会・交流会報告(西城戸司) 

 

<上映会>

11月7日(土)午後4時半会場、5時~7時15分上映で、上映会参加は27人、上映後の交流会も26人参加でした。

福島原発事故からの避難者2名(初顔合わせ)、地元と川崎のミュージシャン2名(初顔合わせ)、久喜市からネット検索で参加の3世帯4名(祖父母、母親と小学2年男子)、経済紙記者・カメラマンの若者、アンネのバラ友の会の友人4名、週刊金曜日読者会2名、カフェ・ドルチェつながりの人などです。

 

<交流会> ~午後9時

 自己紹介一巡の後、 午後9時まで、避難者の交流、音楽家の交流などもあり、終了間際には、リクエストによりアメージンググレースが紹介されました。

音響効果の良いドルチェの会場には、映画上映中はライトを消して、ろうそくの明かり、そして参加者からの花束をオーナの唐津焼きの花瓶に活けて、飾りました。

交流会には、子ども3人も参加して、ジュースを飲んでいましたが、2時間15分の長時間上映にもかかわらず、静かでした。ドリンクにビールリクエストの人も1、2名いましたが、まずは、和やかに、自主避難のママさんの迫力あるお話や、チェルノブイリ事故以来の体験談なども、披露されました。

交流会の時間を1時間以上確保できたのが良かったと、主催者としては、考えています。

 

<アンケート>

上映会参加者のアンケートでは、数名と後日メールで2名から感想を頂きました。

映画がちょっと長いとの、ご意見もありましたが、全般的に好評でした。リレー上映会への賛同意見もありました。


カフェギャラリー南風・蔵の家 

上映会報告(山田ちづ子)

 

1114日(土)は朝から、雨模様の一日でしたが、午後2時半の開演前から、お客様が集まり、上映時間には用意した席を越えた33名の参加者でした。店のお客様20名、チラシ(石川文洋講演会)で見た人4人、情報誌(玉ログ)を見た人4人、店のスタッフ3人、主催者2人です。看板は、友人に書いてもらい、どこでも使えるように、会場名は入れてありませんので、皆さんで使って下さい。

参加者の全員がもっとこの事を広めてほしいという感想でした。原発はいらないという思いを、一層強くした上映会でした。

 

<参加者アンケート:感想> 

・今まで、福島原発についての映画はいくつも見ましたが、それとは違って、理論的な面が多く、難しく、地味な映画でしたが、それだけ勉強になりました。

・原発は難しいという先入感があったが、素人にもわかり易く、映画がつくられていました。福島原発は津波で破壊されていたと伝えられていたが、実は先に地震でやられていたことがわかりました。

  小泉元首相が反原発を表明したのは意外だったが、権力内部でも知っていたとすれば、当然だろうか?

・河合さんの実証的、追及はすごい。確かに原発はいらない。東電を現政権は「富・幸・福」を金で計っているのは、間違っている。

・事故後、4年半が経ちましたが、ともすると当時のショックを忘れそうになります。貴重な機会をありがとうございます。

・原発は怖いと改めて思いました。人間の力で制御できないものを、どうして進めていくのでしょうか?

・とても必要なDVDだと思います。たくさんの人に観てほしいです・

・震災後4年たってのど元過ぎ去ればとなりつつある中で、原点回帰の映画を鑑賞し、安全神話はあり得ないということ。原発に頼らずしてエネルギー補給出来るようにということ。正義と良識のある裁判が行われているという希望が持てました。

TV、マスコミにこの素晴らしい映画を放映出来るように、訴えられればいいですね。

・こういう形で、動いていることを力強く思いました。原発反対 実現の可能性を持った。

・とてもわかいやすかったです。

 

<参加者アンケート:これから>

・自然エネルギーをすすめてほしい。

・小さな一歩から意識を変えていくこと。

・現実をもっと知ってほしい。

・来年の4月から、一般家庭でも電力自由化が始まります。少なくとも、東電の不買をしようと思っています。

30か所リレーの熱意が、これを見ると、「そのこと」をマスコミに伝えて協力を得る、必要があることを感じた。

・本当にどうしたらいいのでしょう このどうしようもない日本というのに、向いあった感じです。どうしてまた、再稼働になっていくのか、全く理解できません。ドイツは原発をやめたのに。


 

入間郡三芳町藤久保公民館・上映会アンケート1121日)

 

□この映画を多くの人に観てもらうよう活動していくようにしていきたい。(

70代男性、三芳町、チラシを見て)

 

□とても参考になりました。ありがとうございました。(60代女性、三芳町、赤旗折り込みチラシを見て)

□事故から年月が経ち、いつの間にか原発再稼働の流れになっている現状は怖いと思っていた。この映画は目を背けたい原発の怖さだけではなく、希望もあった。制作した弁護士の明るい雰囲気がよかった。(40代、女性、三芳町、ポスティングチラシを見て)

□日常生活の中ですっかり忘れていたことを思い起こしてくれた映画でした。ほんとうに恐ろしいことなのである。他人事では済まされない。(60代男性、三芳町、知人・友人に誘われて)

□日本にとって(いや世界中)本当に今のシステムでの原発は必要不可欠なものであろうか。映画を観て、そこのところが …(70代男性、三芳町、赤旗折り込みチラシで参加)

□長い映画でしたが、とてもすばらしかったです。原発についてのおそろしさを、画像で見られて、とても実感がありました。本当にありがとうございました。(60代女性、富士見市、赤旗折り込みチラシを見て)

□原子力(放射能)のこわさ、安全神話は「うそ」、福島の人々に早く補償を。アベ政権、早くやめろ(70代 男性、三芳町)

□分かりやすくて、勉強になった。感動した。(70代男性、富士見市、知人・友人に誘われて)

□福島だけではなく、関東、東北で、放射性物資の影響を受けていると感じます。個人的には、身内・近所の人々にガン患者が急増していることを恐ろしく感じています。今回の映画は、弁護士の方の信念から作られたと思いますが、とても入念な取材の上に作成されており、福島の人々の心の声を聞く事ができ、共感すると共に、涙が出てきました。多くの知識人の方々の本音が聞く事もでき、自分も一人でも多くの知人に今日知った事実を伝えたいと思いました。(40代女性、三芳町、知人・友人に誘われて)

□今日の映画は良かったです。原発はいらない。がんばっていきます。(80代男性、富士見市、知人・友人に誘われて)

□この4年間の総括ができました。ありがとうございました。(70代男性、富士見市、チラシを見て)

□大変多方面において参考になりました。知らないこともいろいろありました。(70代女性、三芳町、三芳九条の会会員)

□原発はいらない。川内・伊方はどうなるのでしょうか?心配です。(70代女性、三芳町、知人に誘われて)

□この映画を国会議員全員に観させたい。(70代男性、三芳町、三芳九条の会会員)

□2時間15分があっという間でした。日本人みんなが観てほしい映画です。(60代男性、三芳町、知人・友人に誘われて)

□ありがとうございました。詳細について、映画で長くやっていただいたので、理解がたくさn出来ました。

 (70代男性、三芳町、赤旗折り込みチラシ、知人・友人に誘われて)

□河合氏のひょうひょうとした人柄が面白く、飽きずに観ることができました。(40代男性、三芳町、ポスティングのチラシを見て)

□とてもすばらしかった!(70代女性、富士見市、知人・友人に誘われて)

□2度と福島原発事故を繰り返したはいけないと強く思った。そんな中で、再稼働していることに、腹が立ちます。みんな運動していかないといけないですね。(60代女性、富士見市、チラシを見て)

□ありがとうございました。(80代、女性、三芳町、チラシを見て)

□のんきに生活していられないなーと思ったが、はたして自分にどんなことができるか。自分の身の丈にあったやれることを。(探せるかな?)(60代男性、富士見市、赤旗折り込みチラシを見て)

□3・11原発事故があって、日本にこんなにたくさんの原発があったことをわからされました。本当にこわいと思いました。あらためて継続的に説明されていて、よい映画でした。たくさんの人に観ていただきたいですね。(70代女性、富士見市、チラシを見て参加)

□大変よく出来た映画でした。原発の恐ろしさを改めて感じました。安保法制絶対反対。九条を守らねばと思います。かかわった方々、大変ご苦労さまでした。(70代女性、三芳町、ポスティングのチラシを見て)

□大変参考になりました。次の世代に責任を持つということも大切です。どうぞ私たちとともに皆様も力をあわせていきましょう。関係者の方々、今日はご苦労様でした。(70代女性、三芳町、友人に誘われて)

□原発の危険性を痛感した。原発絶対反対です。(70代男性、三芳町、ポスティングのチラシを見て)

□いろいろな原発映画を観ましたが、これが一番よかった。上映会をよく企画している友だちに推薦したい。

 (60代女性、富士見市、赤旗折り込みチラシを見て)

□とてもよかった。運動、実践することの大切さを感じた。(60代女性、富士見市、富士見九条の会会員)

□個人へのインタビューが大変だったでしょうが、よかったです。関係者の皆様、ご苦労様でした。(70代女性、チラシを見て)

□映画の中で、東電が主犯になっていますが、本当の主犯は日本国政府(原発推進した与党)です。東京電力は当然共犯ですが。反対は当然ですが、それに代わる電力の確保が現実的な問題です。日本は資源の無い国家です。アメリカの圧力にて全てが握られている現実は重要です。アメリカにとって、日本は大陸との間にある立地的に重要な場所です。そこにたまたま、日本があっただけです。全ては利用されているだけです。戦略的に重要な立地が日本なだけです。反対は大切ですが、そこもしっかり押さえておかないと、日本が独自に未来永劫まで存続できるかが、一番重要な問題です。私は福島出身です。南相馬ボランティアにも数度おじゃましています。「がんばる!!ふくしま」 ふくしまの食品は全て検査しています。安心安全です。どうぞ食べてください。(50代男性、三芳町、ポスティングのチラシを見て)


さいたま市中央区上落合公民館・上映会報告(1121日)


<事前の取り組みと成果>

 イオン与野SC、マルエツ前で山田・大庭・雛元でチラシ配布を行い、別に雛元がマルエツ前・北与野駅で3回チラシ配布を行うとともに、山田・雛元・八木で2500枚ほどポスティングを行った。エルニーニョか、今年は秋雨前線が11月にも居座り、街頭チラシ配布とポスティングが思うようにできなかった。

 12名の参加者中、ポスティングが3人、街頭チラシが1人(街頭で話した人が他に3名は確実と思ったが)で、ポスティングは1000枚で1人、街頭では200枚で1人くらい。他は山田・雛元の知人と山田さんのお店の客。

 日常的なコミュニティでの繋がりが一番重要であるが、街頭でのマイク情宣(ハンドフリーマイク)では、浜岡・柏崎・東海3原発の再稼動のアナウンスに反応があり、今後、協力したい、という人にも出会うことができ、フェース・ツー・フェースは大きい。

 

<アンケート結果:映画の感想>

・原発は自然にも人にもいいことなしなのになぜずっと稼働しているのか、し続けているのか、少し背景がわかりました。原発なしでも電気が足りているとは知りませんでした。自然エネルギーでやれるならそうしていくべきだと思いました。(女性)

・福島の人の声(現実の声)が聞けてよかった。(男性)

・政治、マスコミを信じることができません。整理されたこの映画を観てしっかりすすんでいきたいと思います。(女性)

・原発の怖さとその原発をつくりだし、維持している社会構造を皆にしっかり見て欲しいと思いました。利権構造を解体することが必要。(男性)

・この国のシステムの問題で、そうしたら帰られるのかを考えると・・・ How? How?

・果たして全廃出来るのか? 確かに不安材料を持ちながら生活するのはつらいけど、少しずつあせらず地道な活動をすればよい。

・再稼動は「殺人はダメ!」と同じ位の常識だと思う。映画の内容は、ほとんど知っていたことばかりだったので少々、・・・。(小出裕章さんの本など読んでいた)

 

<アンケート結果:さいたま市での取り組み>

・節電。

・自然エネルギーの利用(太陽光中心)

・自然エネルギーの推進を願うのみです。

・原発の真実の姿と社会構造を知らせる機会をもっと作っていきたい。